アルファグループ株式会社

Tripartite Brand Talk
ブランド鼎談

共に描き、共に創る
アルファグループの想いと未来

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「人に、よりよく」
それを果たすために私たちの事業がある

まずは、企業理念「人に、よりよく」に込められた思いをお聞かせください。

吉岡:私がアルファグループを創業した当初は、「可能性への挑戦」を掲げていたんです。お客様の期待にプラスアルファすること、すなわち期待値を超えることで発展してきました。やがて経営が拡大し、複数の事業を展開させるなかで、「いち企業としての方向性を示す言葉はないか」と模索するようになったのです。そこで生まれたのが、のちのプラスアルファの考え方にもつながる「人に、よりよく」という企業理念。この目的を達成するために、手段として事業を行うのだと明確になりました。

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西野 : 変化の激しい社会において、変わることのない本当のこと、正直なもの…そういった不変の真理を集約したのが「人に、よりよく」という言葉ですね。吉岡のビジネスへの姿勢にも現れていると思います。経営に対する邪心のなさ、後ろめたいことを善しとしない姿勢。これが企業理念という形で、アルファグループ全体に波及しているのです。

徳山 : 将来、もし企業理念が変わることがあっても、「人に、よりよく」という価値観は必ず内包されているでしょうね。そのくらい、我々の核となっている言葉です。さらにもう一つ、私たちが大切にしている価値観に「仕事に知恵と情熱を」というものがあります。私が代表取締役社長を務めるアルファインターナショナルでは「知恵と情熱の掛け算」と言ったりもしますが、どれだけ深く考えられるか、同時にどれだけ情熱をもって取り組めるかが成功の鍵となるという考えです。最初に吉岡が述べたプラスアルファの考え方と本質的には同じことです。

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マーケットクリエイターとして
今を見つめ、未来へ価値を積み上げ続ける

創業以来、マーケットクリエイターとして社会に価値を提供し続ける中で、大切にしていることをお聞かせください。

吉岡 : 今、世の中が望んでいるものは何か、世の中の欲求はどこにあるのか、それに対して当社は何ができるのか。それを考え続けることです。例えば、東日本大震災によりエネルギーの安定供給が大きな課題となった時には、再生可能エネルギー事業をスタートしましたし、その後もLED事業の立ち上げや、電力自由化に合わせた電力事業への参入など、次の社会に当社がどんな価値を与えられるかを考え続けて歩んできました。

西野 : 絶えずチャレンジする風土がある一方で、ビジネスモデルとしては「STOCK経営」にこだわっていますね。社会に価値を積み上げ、5年後、10年後にも当社が社会に必要とされ続けるための根拠をストックしていくという考え方です。

徳山 : 一時的な収益のスキームを作り込むのではなく、将来的に従業員に還元できるような利益をしっかり積み上げる。これはアルファグループの特長の一つですね。

吉岡 : そうですね。「STOCK経営」は将来への安定的収益を生み出すという点でまず重要です。それに、事業基盤が安定していなければできない挑戦もある。特に創業当初は、大きな夢を描くために、強い事業基盤をつくろうという思いでやってきました。

徳山 : 「STOCK経営」による安定した基盤は、今般のコロナショックにおいても力を発揮しましたね。日本の経済全体が落ち込む中、当社は積み上げたストックのおかげで大きなダメージを免れることができました。

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変わり続ける時代の中で
変わらず価値を提供し続けていくために

新型コロナウィルス感染拡大による大きな情勢変化があり、「ウィズコロナ」の時代へと社会が舵を切りました。

吉岡 : ウィズコロナ時代の事業経営は、まさに模索している最中です。これを転換点として、より効率的な会社経営が実現できれば、会社にも従業員にも大きなメリットになりますので、引き続き取り組んでいきたいですね。

徳山 : アルファインターナショナルの事業分野で言えば、モバイルのキャリアショップは社会インフラとしての側面がありますから、コロナ禍においてもその社会的責任を従業員一人一人が理解し、頑張ってくれました。しかし今後は、ウェブショップで完結できるシステムへの移行も視野に入れています。同時に、人にしか出せない付加価値をさらに掘り下げることも必要でしょう。コロナ禍がもたらした社会や市場の変化を吸収し、新しいスキームを構築することが当面の課題です。

吉岡 : ただでさえ、物事の価値観が大きく変化している時代です。例えば所有からシェアリングへ、金融資産からデータ価値へ。この変化のなか、新しいものにどう挑戦していくのか。「可能性への挑戦」という原点を再確認する時なのかもしれません。

こうした中、国連により設定されたSDGs(持続可能な開発目標)を受け、アルファグループならではのSDGs、「A SDGs(持続可能なアルファの事業目標)」をスタートさせました。

吉岡 : 「A SDGs」という名前には、社会の変化のスピードが上がり続ける中、アルファグループが先頭に立ってより良い変化の形をつくっていきたいという思いを込めています。具体的には「健康・長寿の達成」「成長市場の創出・科学技術イノベーション」「インフラ整備」「省・再生可能エネルギー」「あらゆる人が活躍する社会」の5つをテーマに取り組んでいく所存です。

西野 : 社会に貢献すると同時に、我々アルファグループもまた、社会から「存続してほしい」と言われ続ける価値をつくっていきたいですね。「A SDGs」を掲げたアルファグループがこの10年間でどういう将来像を描くのか、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

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最後にステークホルダーの皆様と従業員へ、お一人ずつメッセージをお願いします。

徳山 : 先ほど吉岡と西野が述べたように、アルファグループでは今「A SDGs」に取り組んでおります。世界に対して、また地球に対してプラスアルファの価値を追求していく企業集団として事業運営をしてまいりますので、何卒ご支援をいただければ幸いです。 そして従業員の皆さんへ、たくさんの会社がある中で縁あって一緒に働いているからには、「アルファに勤めてよかった」と感じられる会社にしていきたいと考えます。同時に、社員一人一人がアルファグループを運営しているという意識を持ち続けていただきたい。一人一人が「プラスアルファ」を超え、「カケルアルファ」、掛け算で総和を大きくしていくのが理想です。

西野 : ステークホルダーの皆様からご期待いただき、ご投資いただいている私どもアルファグループの価値を、圧倒的に上げていきたいと考えます。そして「アルファグループの株主なんて羨ましい」というお声を頂戴できるような企業を目指しています。 社員に対しても同様の思いですね。「アルファグループで時間を使って良かった」と心から思える企業を目指していますし、羨ましがられる生き方をする社員ばかりの集団にしたいです。

吉岡 : 当社には「人に、よりよく」に加えてもう一つ、「最高の笑顔をつくる会社」というテーマもあります。お客様やステークホルダーの皆様に対しても、社員同士でも、本気で頑張ることで初めて最高の笑顔が出来る。そういうものを追い求め続けていきたいと考えています。 これからも私どもアルファグループをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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